太陽魔術    < 心体感情 編 >                                            Home

わゐうゑをと性 (その3)
男が生命体を排泄するときに、アイウエオ五段の心型感情を準備し、それを爆発させて整理する叫びをだす。
それは地上生活におこる肉体上の、アイウエオ五段感情の、快感、興憤、恍惚、を、生命体射出のときには、秒、分、の短さのなかに凝集して爆発させる声、にきこえるのだナ。
地上生活に散乱する快感のどよめきが、生命体発出のときには、瞬間に結集ざれて、花火玉が破裂するような彩りをみせると、きこえるのだョ。

男の、分、秒に凝集される性の快叫は、たとへぱ地上生活にある

 甘いうれしさ
 すツぱいたのしみ
 燐のかをり
 さくらのにほひ
 赤いしげき
 紫のなさけ
  花のやはらか
 バラのきびしさ
 光のまばゆさ
 会へたよろこび
 なでるうれしさ
 頬ずりするぬくもり
 しあげたよろこび
 希望のなさけ
 熱中のよろこび
  守りの誇り
 進撃の快哉
 握手のあたたか
 愛の露出
 裸のかがやき
 藻のおぼろさ
 月のぬくもり
 油のなかよし
 出馬の咆哮

これらの快感が濃縮されてにじみ出てき、

 おしゃべりのここちよさ
 愛の泡だち
 お菓子のあまみ
 お湯のうまみ
 くだく味
 くだけるひびき
 噛みしめるにじみ
  めぐりあひのよろこび
 草いきれのにほひ
 花のかをりのむせかへり
 リンゴを噛むにほひ
 ミカンをすふかをり
 バナナを食ひ切る味
 迎へるたかまり

これらの恍惚が凝集されてふくれると

 パイソの香りのしみとほり
 火花の裂けるこゑ
 信じたよろこび
  溶ろけるよろこび
 抱いたよろこび
 ほめられたよろこび
 勝ッたよろこび
 仲よいよろこび
 よびよせたよろこび
 許したよろこぴ
 みとめたよろこび
 うかれるをどり
 仕上げた喜びに転げまはる呻き
 わがものにしたたかぶり
 うまさの肉をちぎるたたきつけ
 バソザイのどよめきの飛び立ち
 かたまりのとろけたうまみ
 ほどぱしるすツぱさの割れる喜び
 人肌のお湯のまどろみ
 はじけてなじむ。パターの針
 うす塩の痛いかき消え

この、みんなをまぜてしぼった爆発の歓喜のあと、つひに生命体をはじきだしてやるワ行W整理心、の声をきくでしョ。
 次へ続く
文中に出てくる心型記号
                   
 発出心  迎入心  原体心  進取心  分析心  拡大心  守備心  集抱心  連絡心  整理心
 ア行 カ行  サ行  タ行  ナ行  ハ行  マ行  ヤ行  ラ行  ワ行
 
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