男には。また一つの童話がうまれてゐる。
およそ自分にないものと共鳴することはできない、と男にはなったから、思想も躰の構造につながらなければならない、ことだ。
躰のタテの線をつくるとみた心体をみたら、すぐに、それと気がついてくる。
男の心体をみる。
女の心体をみても、おなじことだ。
、(男心)
このなかで、男心につく心は、「軍心」と見、女につく心は「警心」とみてゐた。
この心体のならびをみても、男心、のほうに,軍心がついてゐる。
男心は、軍隊を必要だ、と言ってゐる。
動物心には、爪が必要だ、と、言ってゐるのだ。
このへんから、話を男に語らせてみよう。
「男心の心体の配置をみてくださいヨ。
、。
男心には、うへのほうの五心型が、そとへ強くうごく心型で、したの四心型は内にうごく心型,とみるヨ。
女心は,うへしたを逆にすればいいネ。
これは、基本的なものとするのだヨ。
躰は男でも女心型のほうがつよく外にはたらくのもゐるしネ。
躰は女でも、男心がそとにつよくうごのもゐるヨ。
基本的とゆふのは、統計をとったら,これがおほいはずだとするのだヨ。
ここで、(進取)心型を軍心の主力心型とみるヨ。
(守備)心型を、警心の主力心型とみるのサ。
心組はアイウエオ五段のなかの、エ段の(攻防の感情)だったがサ。
ここで気をつけてヨ。
軍心が男心型のほうについてゐるよ。
男心は、「進む、希望をひろげて、それを集め抱へたく、自分の共鳴ものものへ、つながろうと」となるので、これは、自分のそとへ進んでゆく。能動の心型たちだヨ。
自分のそとにあるものへ進んで集めるには。動物に爪がつくとおなじに、男心には、(進取)軍心がつくとみえるネ。
それから、「希望をひろげて、それを集め抱へたい」これは、アイウエオの、ア段感情だったネ。
この、「願望をひろげて、集め抱へに熱中したい」この、ア段の心組がネ、自由主義思想の主力心型にみえてきたね。
それと、これも能動的心型のほうの、男心のほうの.「基本に、つながろうとする」心型を.アイウエオの、イ段感情としてをいたヨ。
これは.「中心に、1つながりたい」「原基に、1つながりたい」「神仏に、つながりたい」「共存に、つながりたい」「共存の.中立になりたい」とゆふ心型で、これが.宗教主義の主力心型となってきたのサ。
、この男心としてみえてくる、能動的な心型のならびには、軍心がついたネ。
ここで、(拡大)(集抱)自由主義と、(共存)(連絡)宗教主義は、軍隊をおけば気がやすまるとゆふ感情になったのサ。
それに.心型と(共存)心型とは、男心の、能動的なほう、自分の理想を、外へ表現したい、とゆふほうだから、(拡大)(集抱)由主義系と(共存)(連絡)宗教主義系とは.いよいよになると、類は類をよぶから、共鳴することがおほいはずだ、となる統計がでなければならないのサ。
動物には、爪があるネ。
さて.そこで、女心のほう、くるものに従ふほうの心型だネ。
「くるものを受けいれて、それが自分にはあふかあはないかとえらびわけ,、気にいらぬものは捨て,自分のものとしてまとめたものを、なかにをいて守る」とする心型たちだネ。
この、「受けて、選別する」この.「受けて」とは.この地界では現実,とくに物質現象を受けいれる、物質の法則にしたがふ心、とみるのサ。
そして、「選別する、区分けする」のも、受ける、現実、物質現象、を分析すること.にみるヨ。
この、(くるを受けて)または、(現実をうけて、分析する、アレコレとえらびわける)この、(迎入分析)心組は。アイウエオの、ウ段感情でしたヨ。
この、(現実をうけて、批判分析する)または、(物質現象をうけて、物質の法則を分けるように批判分析する)この(迎入分析心組は、社会主義の主力になると見えたがネ。
そして、「自分に適するものだけにまとめる」整理心型は、アイウエオのオ段感情とみたものでサ。
このオ段は.ビタミンの質の段だッたヨ。
ビタミンを、躰を調整するはたらきとみたけれど、(整理)心型は.不要のものを捨てて自分だけのものに全体をまとめる、とみたネ.
これが共産主義の主力型と見るようになったのサ。
そこで、女心の.、の心型群には、(守備)警察心がつくから、(迎入分析)会主義系と(整理)共産主義系とには警察力を強化するほうに.心のよりどころをみつけるのが、おほいとする統計がでなければならないネ.
私は、軍心と、警心とは.爪と骨の関係で、ウラ、オモテ、だとみるからネ。
軍は警備にもかはるし、警察は攻撃をしなければならないときがあるとそれに向ふ、と、みるのサ。
そうすると、警察に力をそそぐとゆふことは、防備に力をおく、とも、なるのだヨ。
たぶん、社会主義や共産主義は、防備に強い、と、なるとおもふナ。
いいかネ。
この、アイウエオ五段の性質は、思想の、主力になる心型、と.みるのだヨ。
お話が、アイウエオ五段、アカサタナハマヤラワ十行、の、くみあはせで、いく様にもわかれるのとおなじで、思想も心型のくみあはせで.いくつにもわかれるヨ.
だが、思想も系統をたどってみると、アイウエオ五段.アカサタナ(マヤラワ十行、の基本的なくみたてに入ってしまふだろうナ) |